エンジンの腰上オーバーホールを行う場合、
ヘッドの面の掃除と磨きがポイントとなるが・・・・
これは、磨くだけなので、ややこしくは無い・・・・・
誰でもできます。やる気さえあれば・・・

やはりタペット調整を行うための、圧縮上支点の探し方が一番迷うでしょう。
フライホイールにある、TDCのマークをあわせれば良いとか言う人もいるが

あれは、陸上に下ろした時用のものであって、その位置にアクセス出来ない船も多いばかりか、
セールドライブにはのぞき窓すらついていない。

親父に行ったら・・・・・
プロはもともと、マークにたよって整備はしない。
エンジンの前から、修理を行なっているのに 後ろからマークあわせなど
一人では出来ないだろう。・・・・・なるほど・・・・・

マークが無ければマークをつけりゃ、良いだろう・・・・

前回はヘッドが見えているのでピストン見ながらマークすると
サラット書いてしまったが・・・・

 4サイクルディーゼルエンジンのタペット調整
 

http://redsun.blog.jp/archives/1074297438.html?ref=popular_article&id=6523085-2414660

4サイクルのディゼルには上支点は2回ある。
タペット調整を行う場合は圧縮上死点で合わせる必要があります。

あくまでも、圧縮上支点を探さなければならない。
写真のように、コンロッドを穴に入れクランクの動きを目で見えるようにする。

DSCN1170





吸入 圧縮 爆発 排気 の順の工程で、圧縮し終わった爆発直前の状態
が圧縮上支点でタペットの調整を行うのだから・・・・・・・

バルブは目で見て大きい径が吸気バルブ、小さい径が排気バルブなので、
吸入するということは、吸気バルブを押してバルブが開き、今度は、閉まってきて吸気バルブと排気バルブが
そろったところが圧縮上支点・・・・

コンロッドの動きで見れば、吸気のコンロッドが一度上がって、下がってきて排気のコンロッドとそろったところで
ピストンが一番上がっているところ、ここがポイント!!!!
DSCN1171



IMG_20190220_182413


マークを付けます。
これを、気筒毎に行います。

2気筒であれば、180度になるはずです。
3気筒であれば、120度になるでしょう。

これが分かれば、タペット調整はできるはず。

あとは、トルクレンチのセットのメモリの合わせ方が
最初の人には戸惑うかな・・・・

最近は、SI単位やアジア、旧メートル単位など混在して記載され、
間違って掲載されていたり悩みの種だな・・・・

ディーゼルなので、圧縮があって、燃料が送られれば掛かるはずです。
始動性についても、どちらかの不良です。

診断手順は
1.噴射ノズルの圧力・噴霧の形・後ダレ
2.ヘッドバルブのムシ食い、
3.噴射ポンプの不良

まだ、他にも要因ははありますが、大抵は1.2程度で直るはずです。
燃料エアーを抜いて試して見てください。


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