VOLVO-PENTA MD2030D ポンプの出庫時試験 です。
リビルト専門へ依頼して復活いたしました。
自分で直した場合は調整が出来ていないので、餅屋は餅屋にというところです。
何故か、塗装は落とされていました。
エンジンにポンプとインジェクターを組み込みました。
やはり始動性は悪いままです。
しかし、エンジンがかかりさえすれば、すごく力強く、静かで白煙、黒煙も無く
水も活き良い良く出ます。
圧縮洩れが始動性を悪くしていると思われます。
ヘッドとポンプの錆色は錆では無くて、液体ガスケットです。プロは使わないオートバックスなどで売られる耐熱200℃の汎用品です。
本来有るはずの、コンプレッションは30kですが、現状は21kそれも3気筒すべて揃っています。
揃っているのがふに落ちません。
すべての気筒が同じ劣化を起こすのは不思議です。
仮に本来のガスケットが欠落し、厚みが薄くなったとすると、バルブを押し上げる(バルブ突き)の状態です。
本来は、ヘッドを外しているのだから、規定トルクで3段締めを行った後にタペット調整をするはずですが、行われないと、今の症状になるような気がします。
週末にヘッドカバーをはぐり調整・確認行うつもりです。
後は、バルブの虫くいかピストンのメタル破損、リングの切れ目が揃ったか、程度しか想定が出来ません。
このボルボペンタは日本製です。
日本デンソー製のポンプ、噴射ノズルが不思議でした、
調べてみると、IHIシバウラ製でこれをイギリスのパーキンスへOEMの形で合弁会社化して供給し
そこから、ボルボペンタにさらにOEM供給されています。俗に言うパススルーというシールのみ貼り替える
手法です。
国内台数は少なく、販売期間は1998年から2002年の4年弱しか売られていません。
すぐに、Dシリーズになっています。
この噴射ポンプはクボタのトラクターに使われている物によく似ています。
シバウラは、現在はヤンマーの関連になっているため、丁度過渡期にあたるエンジンのようです。
今回、の噴射ポンプ、ノズルチップも代用品があるようです。
代用のノズルチップは2800円、純正は21600円です、これを3気筒ですよ、
部品代は10倍の差が出ています。これはいくらなんでもね・・・・・・のレベルです。
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リビルト専門へ依頼して復活いたしました。
自分で直した場合は調整が出来ていないので、餅屋は餅屋にというところです。
何故か、塗装は落とされていました。
エンジンにポンプとインジェクターを組み込みました。
やはり始動性は悪いままです。
しかし、エンジンがかかりさえすれば、すごく力強く、静かで白煙、黒煙も無く
水も活き良い良く出ます。
圧縮洩れが始動性を悪くしていると思われます。
ヘッドとポンプの錆色は錆では無くて、液体ガスケットです。プロは使わないオートバックスなどで売られる耐熱200℃の汎用品です。
本来有るはずの、コンプレッションは30kですが、現状は21kそれも3気筒すべて揃っています。
揃っているのがふに落ちません。
すべての気筒が同じ劣化を起こすのは不思議です。
仮に本来のガスケットが欠落し、厚みが薄くなったとすると、バルブを押し上げる(バルブ突き)の状態です。
本来は、ヘッドを外しているのだから、規定トルクで3段締めを行った後にタペット調整をするはずですが、行われないと、今の症状になるような気がします。
週末にヘッドカバーをはぐり調整・確認行うつもりです。
後は、バルブの虫くいかピストンのメタル破損、リングの切れ目が揃ったか、程度しか想定が出来ません。
このボルボペンタは日本製です。
日本デンソー製のポンプ、噴射ノズルが不思議でした、
調べてみると、IHIシバウラ製でこれをイギリスのパーキンスへOEMの形で合弁会社化して供給し
そこから、ボルボペンタにさらにOEM供給されています。俗に言うパススルーというシールのみ貼り替える
手法です。
国内台数は少なく、販売期間は1998年から2002年の4年弱しか売られていません。
すぐに、Dシリーズになっています。
この噴射ポンプはクボタのトラクターに使われている物によく似ています。
シバウラは、現在はヤンマーの関連になっているため、丁度過渡期にあたるエンジンのようです。
今回、の噴射ポンプ、ノズルチップも代用品があるようです。
代用のノズルチップは2800円、純正は21600円です、これを3気筒ですよ、
部品代は10倍の差が出ています。これはいくらなんでもね・・・・・・のレベルです。
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コメント
コメント一覧 (7)
私のは 3気筒ともに圧縮が低く、バルブではなくピストンリングの固着の可能性が強くなってきました。とりあえずフラッシングしてオイル交換をして見るつもりです。
駄目ですと、エンジンを下ろさないと出来ません。
ヘッドガスケットは高いですね。価格が高くてなかなかヘッドがはずせません。
私のエンジンヘッドもスケールはついていると思います。
充電目的でアイドリングばかりしていると、スケールがついてしまいます。
必ず、負荷を掛けて1500回転以上が基本ですね。
やはり、頻繁に乗ってやることが一番の予防のような気がします。
噴射ノズルは、一番奥側に、真鍮のパッキンがあると思います、
本来は、噴射ノズルをはずすときは基本交換といわれたことがあります。
確認されたらいかがでしょう。
最近初めてヨットを購入し、そのヨットにMD2020が搭載してありましたが1000回転以下の低回転が不調でガタガタとエンジンが大暴れしてしまいます。
インジェクターノズルが一番の原因かと思いましたが、前オーナーが修理に出していた修理屋に見てもらったところ、色々見たが良くならなかったと言われました。
何か他に原因があると思いますか?
ベテランの方々の意見を聞けたらと思い、投稿しました。
代用のノズルチップやポンプの情報やホームページなど教えていただけたら助かります。
ほかにこちらのエンジンの情報など御座いましたら、お聞かせ下さい。
毎日、エンジンの修理の事lばかり考えてしまい、解決の糸口が見つかりません。
よろしくお願いします。
部品票もネットにあります。
エンジンを見ないとわからないというのが正直なところです。一番あやしいのは爆発していない気筒があると思います。回転が上がれば他に引っ張られて動いているように見えてしまいますが、原因が圧縮なのか、燃料なのかの切り分けから行ってください。
噴射ノズルを入れ替えるとか、一本づつ燃料をカットすればわかります。
噴射圧力は低く120気圧でした。
始動性が分かりませんが,問題なければ燃料が怪しい。
うぉーたーセパレーターのエアカミやタンクのつまりも想定されますから、それなりの業者に依頼すれば直ると思います。
関東・関西ではミズノマリン経由でポンプやさんに依頼することができるでしょう。
中部であれば、業者向けですが、昭和というところです。
一般を扱ってもらえるかは不明です。
私の船は、現状普通に乗れる状態まで来ていますが、それでもヤンマーに載せ替えを検討しています。
始動性はこれといって問題ないですが、1000回転以下は暴れて駄目ですね。
いちど燃料系を見てみようと思い、噴射ノズルをOHと燃料エレメントを交換してみます。
これで直れば儲けです、駄目ならポンプ→ヘッド→ピストンリングですかね。
色々と教えていただきありがとう御座いました。早く安心して乗れる事を願っております。
これからも、こちらのブログ大変楽しみにしてますので、更新よろしく御願いします。