Y30C2のメンテの履歴を紹介します。

kaziの中古欄で見つけて、エンジンから黒煙がもくもく、シャフトはカタガタの状態でしたが、真冬の正月休みに、三河湾から御前崎に回航しました。
2ポンで追ってで10.3ノットでした。このスピードは、この船のハルスピードは7ノットなので、潮の影響なども影響しているのでしょう。
エンジンは駄目でしたが、船体はしっかりしていました。装備も内装も気に入り、即決でした。
回航直後の写真です。
最初は黒の船底塗料だとばかり思っていましたが、洗ってみると赤でした。
キールからは錆が浮き、船底塗料が厚塗りでデコボコ、触るとボロボロ崩れて、とても塗料の塗れる状態ではありませんでした。
それでも、ラダーもキールも致命傷の欠陥は無い状態でした。
BlogPaint

私は、この船の塗料が気に入らない。結局3ケ月かけて、スクレッパーで、落しました。
13層の塗料の間に、エポキシプライマーが2層ありました。
NJYからアクアストリップのサンプルをもらって試しましたが、エポキシの層が有ったため、使えませんでした。

IMG_0105

カッタの歯が付くタジマ製のスクレッパで、剥がすと、綺麗な船体が、現れました。
オズモなど全く無くピカピカです。
さすがヤマハです。バブル前のこの年代の船がしっかりしています。
なんでも同じですが、バブル直後の物はコスト重視で、材料も構造もバブル前の豪華さはなくなってます。
企業も売れるものを作らないとならず、時代に合ったものだったと思います
景気に左右されることは仕方ないですね。

昭和の強度計算のできなかった、過剰品質、過剰強度のバブル前のこの年代が一番良いですね。
内装のチークだって、この年代は豪華ですが以降は、このような船はなくなって、31フィートになっていきました。

IMG_0101
シージェットの013のエポキシ塗料を全面に塗りオズモ対策をしました。
船底塗料はシージェットの033を2度塗りしてました。
その後、プラードールZを塗っています。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
日本ブログ村のブログランキングに参加中です!!  
一日に一度、クリックして頂くと励みになります。
応援のワンクリックお願いします!!  

↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
にほんブログ村 マリンスポーツブログ ヨットへ

にほんブログ村